2019.5.24 [金] 公開

パリ、嘘つきな恋

配給/松竹

監督/フランク・デゥボスク

出演/フランク・デゥボスク、アレクサンドラ・ラミー ほか

製作国/フランス 107分
公開劇場/札幌シネマフロンティア

『パリ、嘘つきな恋』公式サイト:http://paris-uso.jp

ストーリー

ジョスランはパリの大手シューズ代理店で働くビジネスマン。イケメンでお金持ちで女性にモテるが、恋愛に求めるのは一時的な楽しさだけ、という軽薄な男。ある日、ひょんなことからジョスランが車椅子に座っていると、偶然美しい女性ジュリーと遭遇。彼女の気を引くために「自分は車椅子生活だ」と、とっさに嘘をついてしまう。すっかり信じたジュリーが彼に紹介したのが、姉のフロランス。 車椅子生活を送りながらも、ヴァイオリニストとして世界中を飛び回り、快活でユーモア溢れる魅力的なフロランスと出会い、ジョスランは本気で恋に落ちる。2人はデートを重ね、互いに惹かれていくが、ジョスランはまだ最初の嘘をついたまま。 一方、実はフロランスも彼に隠し事があるようで…? 果たして、トンデモナイ嘘から始まった恋の行方は!?

イントロダクション

本国フランスNO.1大ヒット!
新たな「最強のふたり」にフランス全土が恋をした、笑いと感動のラブストーリー‼
 
世界中で大ヒットした『最強のふたり』の製作スタジオ、ゴーモンが生んだ新たな“最強のふたり”は・・・「嘘つき男」と「車椅子の美女」!?
ゲーム感覚で恋を楽しむモテ男が、トンデモナイ【嘘】をきっかけに、本気の恋に目覚めていくが――。

映画レビュー

レビュー01

恋の嘘っていいかも。一般的に恋に関する嘘は悪い意味と、結末は破局が多い。この映画では浮名を流してきた健常者の主人公が車いすの身体障害者を演じているが、そのありようがあまりにも不慣れでコミカル。車いすに関しての突っ込みの答えはとんちんかんで滑稽だが、その必死さは車いす生活を送る彼女への強い愛の表れなのだろう。いつ嘘が発覚するか、いつ真実を話すか、悩める彼の機微が共有できてドキドキさせられる。偶然の嘘が男女2人の人生と人生観を変えていく。おしゃれなパリの恋の駆け引きが必見。大人の男女にぜひ観てもらいたい作品だ。

レビュー02

ひょんな事から車椅子生活を送っていると、思わず嘘をついてしまうジョスラン(フランク・デュボスク)はイケメンでジョークも上手いモテ男。そんな彼が本当の恋に落ちてしまうという作品。やっぱりフランス映画のおじさんはなぜかカッコいいよね。街並みがそうおもわせるのかなぁ。レオンのジャン・レノやアラン・ドロンなんかもカッコ良かったけど、フランク・デュボスク最高にカッコよかったなぁ。また、椅子生活を送っている姉役のローレンス(アレクサンドラ・ラミー)も美しく魅力的な女性だった。
今後もフランス映画に注目です!

レビュー03

どんな状況もユーモアで軽やかに生きる女性にとても共感できました。ヴァイオリンを片手に世界を颯爽と飛び回り本気でテニスを楽しむ姿は、クヨクヨしてもしょうがない!と主人公の男性はもちろん、見ている私も背中を押される気分にしてくれます。
最初は自分とは違う世界の人という感じが、彼女を知れば知るほど、自然に心の壁がなくなっていったのかなと思います。なかなか本当の事を言い出せずヤキモキしますが、自分と同世代の2人が繰り広げる大人の恋にしばし浸れる素敵な時間でした。

レビュー04

現代的になってちょっとHなフランス映画が帰ってきた。
ここ日本ではフランス映画はニキータ等リュック・ベッソン監督作品やアメリなどの大人のメルヘン作品が多い。最近では世界でヒットした最強のふたり、ポンヌフの恋人などフランス映画も時折見られるようになって嬉しい。今回この作品を見て思ったのは昔見たイタリア映画、ちょっとHで心に残る映画が沢山あった。そんなテイストをフランス映画でもオシャレにつくっていたのが思い出される。そして久々にそんな映画に出会った。
内容は嘘、差別など今の世の中では使えないそんな内容を、笑いと、恋と、愛で包んで楽しく見せてくれた。また車椅子を映画の中で上手に使い、偏見を無くしていると思う。
トレーニングシューズを織り交ぜながら小粋に話を進めるのはフランス的でとってもおもしろかったので、心も体も疲れている皆さんには一度見て頂きたい作品だと思います。