2019.10.11 [金] 公開

真実

配給/ギャガ

監督・脚本・編集/是枝裕和

出演/カトリーヌ・ドヌーヴ/

ジュリエット・ビノシュ/イーサン・ホーク/

リュディヴィーヌ・サニエほか

製作国/日本/フランス

公開劇場/札幌シネマフロンティアほか

『真実』公式サイト:

https://gaga.ne.jp/shinjitsu/

ストーリー

全ての始まりは、国民的大女優が出した【真実】という名の自伝本。出版祝いに集まった家族たちは、綴られなかった母と娘の<真実>をやがて知ることになる―。
国民的大女優ファビエンヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)が自伝本【真実】を出版。アメリカで脚本家として活躍する娘のリュミール(ジュリエット・ビノシュ)、テレビ俳優の娘婿ハンク(イーサン・ホーク)、ふたりの娘のシャルロット、ファビエンヌの現在のパートナーと元夫、そして長年の秘書……お祝いと称して、集まった家族の気がかりはただ1つ。「一体彼女はなにを綴ったのか?」そしてこの自伝は、次第に母と娘の間に隠された、愛憎渦巻く「真実」をも露わにしていき――。

イントロダクション

日本人監督初の快挙!

第76回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門オープニング作品
『万引き家族』でカンヌ国際映画祭最高賞”パルムドール”を受賞した
是枝裕和監督が次に挑むのは、構想8年、初の国際共同製作作品

映画レビュー

レビュー01

予是枝裕和監督の計り知れない可能性を感じた映画でした。
話は大女優ファビエンヌが出した自伝、「真実」という名の本をきっかけに、娘との間に隠された、ある“真実”を巡って展開され、女優であり母である人生を振り返り、嘘やあやまちや後悔や見栄が大女優ならではのケール感がありました。
大女優はベビースモーカーだったのが更に真実らしさがあり映画に没頭できた。
全体的に絶対オススメの映画でした。

レビュー02

自分の思い通りにならない事を乗り越えながらそれでも想い合う母と娘が、お互いの本当の思いにたどり着く、どんな家族にもある様々な物語を自分とだぶらせながら最後まで一気に見てしまいました。是枝監督の新たな挑戦と家族というテーマについてまた考えさせられる作品でした。

レビュー03

 前評判が高く、タイトルも「真実」とあって、重い雰囲気か、と思い心して観た。しかし、意外に軽い、そして謎解きが楽しめた。本来であれば「母と娘の確執と雪解け」のような暗いイメージで終始してもおかくしない展開だが、俳優陣が是枝監督の思いに応えて、心温まる作品に仕上げている。
 物語はフランスの大女優のカトリーヌ・ドヌーヴが自身そのまま主人公の大女優役を務める。彼女の自叙伝「真実」の出版を機に家族が集まる。愛娘は彼女を憎み、久しぶりの再会後も過去の取るに足りない出来事を思い出してはチクチクいがみ合う。孫娘には魔法使いだと信じ込ませ、偶然にも !? 魔法を使ったような現象が起こり孫が驚く。そんなウイットな場面で、クスッと笑ってしまう。
 タイトルの真実は「家族愛」がテーマだと思う。ドヌーヴ扮(ふん)する大女優が出演映画を通じて、自分と娘の関係を重ね合わせたとき、女優という虚像を捨て、ひとりの母として本心を娘に伝え、周囲も2人を後押しする。家族が空を見上げ、その先に明るい未来を期待させるラストが印象的だった。世界を舞台にしても是枝ワールドは全開だ。

レビュー04

 主演カトリーヌ・ドヌーヴの名があるだけで観たい映画、絶対観たいになっていた。「昼顔」「シェルブールの雨傘」「恋のマノン」「ルージュの手紙」等々初恋の相手のように彼女の映画を観ていた。昔はフランス映画も多く上映されていたが今は少なくなっている。残念である。
話を戻して他にも、ジュリエット・ビノシュ、イーサン・ホークのメンツはなかなかイイ。母親の国民的大女優の「真実」の自伝本に隠された嘘と文字にはない真実が母と娘を近づける。娘は母を嫌っていたが、本当の母は…
是枝監督が海外進出を図る物語は、やはり彼らしい心のバトンをつなげていく、日本人はもとよりヨーロッパでも好かれる作品になっていて
しゃれたジョークや嘘もこの映画のオシャレなスイーツになっている。
たまには親娘で観てはいかがですか、きっと新しい明日が来ると思いますよ。そして男性のあなたこれからの人生に役立つヒントがあると思います。
この映画を観ないのは絶対後悔しますよ本当に!