2020.2.14[金] 公開

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇

配給/キノフィルムズ

監督/成島出

原作/ケラリーノ・サンドロヴィッチ

(太宰治「グッド・バイ」より)

出演/大泉洋、小池栄子、水川あさみ、橋本愛、

緒川たまき、木村多江/濱田岳/松重豊ほか

106分

 

公開劇場/札幌シネマフロンティア、

ユナイテッド・シネマ札幌ほか

 

「グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇」

公式サイト:http://good-bye-movie.jp/

 

ストーリー

女がほっとけないダメ男
×人生の伴侶はお金のパワフル女
水と油のような二人による偽夫婦の企みが始まる!?

戦後の混乱から復興へ向かう昭和のニッポン。闇稼業で小金を稼いでいた文芸誌編集長の田島周二は、優柔不断なくせに、なぜか女にはめっぽうモテる。気づけば何人もの愛人を抱え、ほとほと困っていた。そろそろまっとうに生きようと、愛人たちと別れる決心をしたものの、別れを切り出すのは至難の業。一計を案じた田島は、金にがめつく大食いの担ぎ屋・キヌ子に「嘘(にせ)の妻を演じてくれ」と頼み込む。そう、キヌ子は泥だらけの顔を洗えば誰もが振り返る女だったのだ!男は女と別れるため、女は金のため―。こうして、水と油のような二人による“嘘(にせ)夫婦”の企みが始まった。"

イントロダクション

『太宰治もあの世で笑ってる?
未完の遺作が、新たな魅力に満ちた人生喜劇映画として
生まれ変わる!

没後70年を経てもなお人気の衰えない昭和の文豪・太宰治。彼の未完の遺作を、鬼才・ケラリーノ・サンドロヴィッチが独自の視点で完成させ、舞台で上演したのが2015年。この舞台「グッドバイ」は観客を笑いと多幸感で包み込み、第23回読売演劇大賞最優秀作品賞に輝いた。情けないのになぜかモテるダメ男・田島役に大泉洋、美貌を隠し我が道を生きるパワフル女・キヌ子には、舞台版で同役を「当たり役」とした小池栄子という最強キャストを得て、新たな魅力に満ちた人生喜劇映画として生まれ変わる。共演は、水川あさみ、橋本愛、緒川たまき、木村多江、濱田岳、松重豊という華麗な実力派俳優陣。監督は『八日目の蟬』で日本アカデミー賞最優秀監督賞に輝いた成島出。嘘(にせ)夫婦の計略を見届けたとき、あなたの人生ももっと愉快に輝き出す―!

映画レビュー

レビュー01

 洒脱で愉快で楽しい映画でした。田島周二 役の大泉洋 本人がもっている天性の雰囲気が映画全体に広がって感じられ、まさに嵌まり役。嘘の妻を演じるキヌ子役の小池栄子も素敵でしたし、愛人の女医、挿絵画家、花屋それぞれの役者も垢抜けていて必見です。戦後の時代を洒脱に作り上げた美術にも脱帽。オススメの映画です。

レビュー02

 本作は「キネマ」観が相当楽しめる。成島監督がこだわった映像は、昭和の匂いまで感じられた。そんな空間で、恋愛にルーズなダメ男の田島役の大泉と、戦後復興の中、女一人でたくましく生きるキヌ子役の小池のラブストーリーは、はちゃめちゃで思わず笑ってしまった。太宰治未完作をよくここまで面白く仕上げ、映画化してくれた、と感心する。
 ここまで盛り上がる理由は、やはりW主演の大泉と小池の掛け合いだ。次から次へと繰り出させる嘘だろうという展開。2階からキヌ子に投げ飛ばされる田島。島田の愛人に別れを伝えるために嘘の妻として振る舞うキヌ子。それぞれの場面でコメディータッチの修羅場が、笑いのツボをくすぐる。
 文豪太宰が描く世界は生きることの苦悩や迷いが多いが、今作もしっかり現れている。人生も愛も近道はないと。そして、最後に何が起きるか、おそらく太宰が観たなら拍手するだろう。グッドバイの次は必ずハローがあると信じたくなる、いい映画です。

レビュー03

 ただ今人気絶好調の大泉洋主演の映画。ここ最近特にイメージを変えながら映画、TVドラマ、バラエティと忙しい。
この映画を見て笑えたが、もう少し、もう少しとハードルを上げていく私がいた。
 女性に人気で、お金もあって、仕事もうまくいってそんな主人公田島周二が戦後疎開している子供に会いたくて、妻と子供を疎開先から呼び戻すために、愛人たちと分かれる決心をする。
愛人たちとの別れ方が面白くもあり、滑稽でもあるが、もう少し長く見たかった。(結構笑えたから)
 最後の10分近くが気にもなった。10分を前の別れに持って行けたら
もっと良かったかなと思う。ただし自分の好みで話をしている。
見た人はみんな面白く100点を上げるかもしれない。
期待しているです大泉に、そして成島監督に。
 「孤高のメス」「八日目の蝉」等見ていてこの監督ならどう役者を使うか見る前から楽しみにしていた。小池栄子、水川あさみ、橋本愛、緒川たまき、木村多江など豪華で美しい女優陣が大泉を囲んでいる。
最低の男に落ちて欲しかったもっともっと。
最低の男なることを期待したが…。作品は★★★星です。