高中正義が北海道公演PR

ギタリスト高中正義(66)が来札し、9月15日北海道公演の「高中正義TAKANAKA SUPER LIVE 2019〝BLUE LAGOON 40th Special〟」をPRした。大ヒット曲であり高中の代表曲でもある「BLUE LAGOON」は1979年発売のアルバム「JOLLY JIVE」で発表され、今年で40年が経った。今回のツアーは同曲の周年を記念してもので、公演に向けて今の心境を聞いた。

 

Q)ツアーがあと1カ月に迫った-

A)新しいことはせず40年前と同じことをしようと思っている。26歳で作ったアルバムと同じことを66歳でやろうとしている。だ から体調を整えて練習している。レコーディングは何時間もかけてここからここまではこのギターの音で、日を変えてここからこ こまでは違う機材でやっている。(レコーディングと違い)ライブは4、5分でそれを一遍にやらなくてはいけないので、足下のいろいろなスイッチでひずんだ音をきれいなクリーンな音に変えたりしている。今は自宅で練習しているが、そろそろバンドのメンバーと練習する。

Q)今回は代表曲がタイトルだが-

A)40年前のレコードと同じようなステージ、音を出す。40年前の演奏をA面の1曲目からB面の最後まで同じ曲順で、同じ演奏をなるべくする。26歳のころは僕も青春だったが、そのころ大学生だった人が青春時代に僕の曲を聴いてくれて、それと同じ印象の音楽をやったら、それが1番懐かしいと思う。アレンジを変えて崩すのではなく同じ方が、それが難しい。レコードはうまくいったところだけを出せばいいが、ライブでは十数回やって、それも1曲が4分で終わってしまう。失敗してはダメなんですよ。(練習を重ねているが)完成度は現時点で30%くらい、(ライブが)近づいてこないとリアリティーがないというか、でもあと1カ月だもね。

Q)ライブで演奏する曲は-

A)コンサートは2時間強になるので、40分はレコード曲でやる。残りの曲はいつもライブでやっている「READY TO FLY」は演奏するが、最近、僕は曲を決めずにスタッフに任せている。

Q)オープニング曲は-

A)レコードA面の1曲目「BLUE LAGOON」。今までは、注目曲は終わりの方だった。

 

「SUPER LIVE」の北海道公演は、16年のデビュー45周年記念ツアーからで今年で4年連続になる。今季ツアーは初開催の長野公演(9月1日)を皮切りに全国11開催(最終日は大阪公演、10月22日)で、毎年活動域が広がっている。昨年は福岡公演が開催されたほか、久しかったという富山公演も復活するなど精力的だ。日本ギター界の大御所は「人気が出てきたのかな」と茶目っぽく笑顔を見せた。

Q)北海道の観客のイメージは-

A)うるさかった-。日比谷音楽堂(ライブ)では男のヤジがすごい。しばらく札幌に来なかったので、4年前は日比谷と同じくらいうるさかった、うれしい意味で…。十数年も待っていてくれた熱心なファンがいろいろヤジを飛ばしてくれたのだと思う。十数年来られなくて悪かったという気持ちと、熱い男のファンが多い。

Q)どんなライブにしたいか-

A)観客は音楽に酔い、浸りたい。自分のおなかのど真ん中に、心かも知れない。琴線ともいうが、ど真ん中に響くような心に訴えかけるような音を出したい。どれだけできているは分からないが…。

Q)北海道の記憶に残るエピソードは-

A)札幌公演の後、飲みすぎて、次の旭川の病院で点滴をうけた。点滴が落ちるのを見ながら「これを打って今日もがんばらなきゃな…」と思った。昔、帯広は店が少なく、楽器が置いてある店で飲み、酔ったついでにメンバーと演奏した。自分は普段ギターだけどドラムをたたいて、メンバーもみんないつもと違う楽器で「♪丘を越え行こうよ~」とか演奏した。30年くらい前の話だからね、今は栄えて店もたくさんあるんだろうけど。夏のイベントでスターダストレビュー、つのだひろが一緒にでたイベントで来たときには、旭川ラーメンにハマって毎日のように食べているときもあった。

Q)尊敬しているミュージシャンは―

A)ベーシスト・ギタリストのウィリー・ウィークス。

彼は、今は(米国ミュージシャンの)ボズ・スキャッグスのアメリカツアーを回っていて、ドゥービー・ブラザーズ、クラプトン、ジョージ・ハリソンとかいろいろな有名人と共演している。2年くらい前に近所に引っ越して、びっくりした。(ウィリーは)半分リタイアのつもりだったと思う。(彼とは)30~40年前に加藤和彦(音楽プロデューサー、故人)のレコーディングで一緒になったのが初めての出会いで、今はご近所づきあいしてる。ライブで飛び入り演奏してもらったこともある。

Q)最後にファンに向けて-

A)僕にとっての40年前の青春の音楽を、ぜひ聴きに来て下さい。

 

いつもの決めポーズを披露する高中

 

【公演スケジュール】

◇タイトル 「高中正義TAKANAKA SUPER LIVE 2019〝BLUE LAGOON 40th Special〟」

◇日  時  2019年9月15日(日)開場16:30、開演17:00

◇会  場  カナモトホール(札幌市民ホール、札幌市中央区北1条西1丁目)

◇チケット  全席指定8,250円(税込)※3歳以上有料

◇購  入  ローソンチケットLコード12464、チケットぴあPコード151-831、イープラス、LINE TICKET

◇問い合わせ WESS☎011-614-9990

両手で40を作る高中